セキュリティエンジニアの需要とキャリアパス
セキュリティエンジニアは、システムが外部からの攻撃等の影響を受けることなく、安全に運用できるようにするための仕事を担います。業務の中には、情報セキュリティポリシーの策定やログ管理、ネットワークセキュリティなど他にも多くのセキュリティにかかわる仕事が含まれます。
IT技術は日進月歩なので、常に最先端の技術や知識について学び続ける必要がありますが、安全を確保するという非常に重要な部分にかかわっているという点で充実感を持つことができる仕事です。また近年の急速なテレワークや在宅勤務の増加により、企業は新たなリスクに対処しなくてはならなくなったため、セキュリティエンジニアの需要は益々大きくなっています。
キャリアパスについて言えば、エンジニアとして経験を積んだ後、プロジェクトのマネージャーやリーダーとしてマネージメントの仕事に就く道があります。また、マネージャー職に就かずに、専門技術を追求し、スペシャリストとして技術畑で働き続けるという選択肢もあります。独立してITコンサルタントなどの立場で活躍するという道もあります。
収入面ですが、某求人サイトの調査によると、平均年収は597万円程度、月給にすると約50万円です。年収で最も少ないのは375万円、最も多いのが1,058万円で、就職先やスキル、経験に応じて、年収にも幅が出る仕事と言えます。ちなみに、派遣社員の場合は、2,512円という平均時給になっています。